審美治療について  一美歯科歯科医師 干川(ほしかわ)守貞


一美歯科医師
干川守貞

●プロフィール・健康法● 

昭和40年8月28日生まれ
新潟大学歯学部卒業後、平成5年より一美歯科に勤務。
現在、おおつか訪問看護ステーションと連絡して、訪問歯科診療も行っています。
血液型はA型。1男1女の父親です。趣味はパソコンと体を動かす事。
健康法は、独身時代には、よくジョギングをしていましたが、今は休日に子供と一緒になって体を動かすことです。

 

Q審美治療とはどのようなものをいいますか?
歯の色や形、歯並びなどを、より美しく(又はより自然に)改善する治療をいい、おもに歯冠修復やホワイトニング、矯正などがあります。
Q 最近、歯の色が黄色くなってきたのですが、原因は何ですか?
1つは食べ物などによる歯の汚れが考えられます。この場合、歯磨き粉の種類によっては落ちるものもあります。しかし、こうした歯磨き粉は「研磨剤」という歯を削る薬が入っているため、あまり使用すると歯が削れて弱くなりますので、日頃から「研磨剤」のない歯磨き粉で丁寧に磨き、必要に応じて歯科医院でクリーニングをしてもらった方が安全です。
 もう1つ、表面のエナメル質が削れてしまい、内側の象牙質の黄色が透けて見えてきている事も考えられます。この場合、磨けば磨く程歯は削れて黄色くなってしまいますので、歯を削らないよう「研磨剤」のない歯磨き粉で、やさしく丁寧に磨くよう注意して下さい。
  また、神経を抜いた歯の場合、血液などによる象牙質内の汚れが原因で、茶褐色に変色することがあります。これは歯磨きで治すことはできません。
Q 変色歯の治療にはどんなものがありますか?
変色歯は、着色(タバコのヤニや茶渋などによる歯の表面の汚れ)と違い、歯質そのものが変色したものであって、クリーニングをしても落ちません。一般に@歯の表面を一層削って、白い被せ物(歯冠修復)をする方法と、A歯を漂白する方法があります。
 @ 歯冠修復法には、歯全体を被せる方法と歯の表側(唇側または頬側)のみを削って被せる方法(ラミネート・ベニア)があります。ラミネート・ベニアは歯の削除量が少ないため、神経の残っている歯質の健康な歯に有効です。
  A 歯を漂白する方法には、歯の中に漂白効果のある薬を入れる方法(歯冠内漂白法)と、歯の表面に薬を塗る方法(ホワイトニング)があります。前者は神経を抜いた歯にのみ使用出来ますが、後者は神経の生きている健康な歯にも使用できます。
Q審美治療は保険が効かないときいたのですが、、、、。
保険が効くものと効かないものがあります。

(保険適用のもの)
被せ物は上下前歯(左右犬歯まで)で素材が硬質レジンに限り適用。
漂白は歯冠内漂白法のみ適用。

(保険適用外のもの)
被せ物は前歯部位外の硬質レジン冠、セラミック素材全般(ラミネート・ベニアも含む)
費用は1本あたり、6〜10万円です。
漂白は、ホワイトニング。費用は上下(通常前歯6本)各々4万円程度です。
Q ホワイトニングについて教えて下さい。
歯の表面に薬(ホワイトニング剤)を塗ることで、歯の表面が漂白され深部の濃い色を隠す方法です。被せ物と違い歯を全く削りません。また、費用も上下全体を行っても8万円程度で審美治療では第1選択肢といえる治療です。
 治療法は、診療所で行うオフィス・ブリーチング(以下OB)と、自宅で行えるホーム・ブリーチング(以下HB)があります。
 HBは、歯に被せる透明なトレイとホワイトニング剤で、自宅で都合の良い時間、1日5〜8時間歯にはめて使用します。上下各一ヶ月程度で終了します。
  HBは長時間トレイを使用しなくてはなりませんが、OBのように通院する煩わしさ(一回約1時間を上下各2〜5回くらい)がありません。
Q ホワイトニングで歯や歯肉に害はありませんか?
米国では、既に100年の歴史があり、現在90%の歯科医院で採用されています。使用するホワイトニング剤の主成分となる過酸化尿素はもともと歯槽膿漏の治療に使用されていたもので、これまで1000万人を超える症例でも、正しく使用した方で歯や歯肉の障害報告は出ていません。
(ホワイトニングには適応できない症例もありますので、ご相談下さい。

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