マルチスライスCT

マルチスライスCTとは?

X線の検出器を複数用いることで、X線管球1回転当たり複数の画像を得ることが出来、従来のCTに比べて、短時間で多くの断面を撮影することができるCTスキャナーのことをいいます。

主な特徴

1. シングルヘリカルCTより短時間で撮影する事ができ、高齢者や、重篤患者さんにとって負担が少なくて済みます。
2. X線の被爆量が少なくて済みます。
3. より精密なデータが得られるので、病変(病気)が見つけやすくなります。
4. 内臓脂肪の様子が、視覚的にもよくわかり、内臓脂肪計測が速やかになされ、右記見本のような形で結果報告書をお渡しできます。いわゆる、『メタボリックシンドローム』の診断に威力を発揮します。

※『メタボリックシンドローム』とは、内臓脂肪型肥満によって様々な病気(高血圧、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病 他)が引き起こされやすくなった状態のことを言います。

診断可能な病気の例

頭部 脳腫瘍、脳出血、脳梗塞、
脳動脈瘤など
胸部 肺炎、肺癌、 縦隔腫瘍など
腹部 肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓の腫瘍、
脂肪肝、肝硬変、 胆石症など
骨盤 膀胱、前立線の腫瘍や、
炎症性疾患など

内臓脂肪CT検査報告書の見本