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第2回バングラディッシュ医療奉仕報告

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第二回バングラディッシュ医療奉仕報告 診療所の前

<診療所の前で>
後ろに田園風景が広がっています。

第二回バングラディッシュ医療奉仕報告 ダッカメディカル大学病院の訪問

<ダッカメディカル大学病院の訪問>
バングラディッシュで一番大きな病院です。小児外科病棟では、ベッド不足のため一つのベッドを2人で使ったり床に寝て点滴を受けたりしていました。

平和医学アカデミー参加者
  • 白石弘志:団長、眼科医
  • 吉松宣弘:産婦人科医
  • 小出浩久:内科医
  • 門林充子:看護師
  • 杉山由美子:看護師
  • 小林ちゑ子:看護師
  • 北林典子:薬剤師
一美歯科(韓国より)
  • 金相均:歯科医
  • 韓貞美:歯科衛生士
  • 石橋鈴子:歯科技工士
現地ボランティア
  • Dr.サザード:内科通訳
  • Dr.シャンパ:産婦人科通訳
  • Mr.マーボブ:眼科通訳
  • Ms.ルヴァ:薬局通訳
  • Mr.イスラム:歯科通訳
スケジュール
10/14(月) 成田発
10/15(火) 打ち合わせ
10/16(水) 医療奉仕(カジプール村)
10/17(木) 医療奉仕(カジプール村)
10/18(金) 医療奉仕(シラジゴンジ市)
10/19(土) 病院見学
10/20(日) 成田着

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主な疾病と診療患者数(10/16~17カジプール村:10/18シラゴンジ村)

主な疾病 診療患者数
内科 慢性胃炎、リウマチ熱、急性上気道炎、貧血、気管支喘息、肺気腫、栄養障害、慢性腸炎、特殊なものとしてサラセミア 166名
小児科 心不全、髄膜瘤 2名
産婦人科 カンジタ、不妊症、貧血、子宮脱、骨盤腹膜炎、ホルモン異常(甲状腺異常含む)、機能性出血、ビタミン不足、疥癬、尿路感染症 82名
眼科 白内障、結膜炎、緑内障、弱視、斜視、特殊なものとして角膜潰瘍、霰粒腫切開※老眼鏡をプレゼントして喜ばれました。 186名
歯科 歯周炎、歯垢 ※虫歯は少なかった。 ※義歯を作ってあげ喜ばれました。 97名
合計 533名

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医療奉仕を終えて

第二回バングラディッシュ医療奉仕報告 杉山看護婦と診察を待つ患者さん

<杉山看護婦と診察を待つ患者さん>
人口の88%がイスラム教です。
ほとんどの女性がサリーを着ています。

第二回バングラディッシュ医療奉仕報告 北林看護師

<北林看護師>
公用語はベンガル語です。
現地スタッフとは英語で
コミュニケーションします。

第二回バングラディッシュ医療奉仕報告 吉松Dr.と門林看護師

<吉松Dr.と門林看護師>
イスラム圏では女性が人前で肌を
出すことはほとんどありません。
そのため、婦人科の診察は現地の
女医(Dr.シャンパ)を通して行われました。

白石弘志団長

バングラデッシュは、日本の北海道の約2倍ほどの面積に人口1億2,000万人が住む人口密度の高い国です。 医療奉仕を行ったシラジゴンジ市は、首都ダッカより車で3時間、カジプール村はそこから30分ほどの場所で、無医村の農業地帯です。

一心病院の職員一同と患者様の御協力により、第2回バングラデッシュ医療奉仕が、平成14年10月14日より20日の期間に行われました。

日本から7名(6名は一心病院職員)、韓国から3名の医療者が参加し、バングラデッシュのNGO(非政府組織:パリ・シシュ財団)の素晴らしい協力のお陰で、スムーズに医療奉仕活動がすすめられました。

バングラデッシュはイスラム教国で男性中心の社会です。今まで女性は家の中にだけいて外出はほとんどしなかったそうですが、数年前よりそれも変化してきているようです。ブルカという頭から全身を黒い衣で覆い目だけ出している姿は、いかにもイスラム圏という感じがしました。

子供の数が多く、人口の40%が15才以下ということです。その子供たちも大半は家計を支えるために学校には行かずに働いているので、文盲率も高いようです。

医療奉仕を行った場所は、ダッカから北へ車で3時間行ったシラジゴンジとカジプールという町でした。町に2年前に建てられた唯一のホテルに宿泊しましたが、朝5時前に1日の最初のお祈りを知らせるスピーカーからの音楽に目を覚まさせられました。

医療奉仕は現地NGO所有の診療所で行われ、現地スタッフの手際よい案内で患者さんたちが中庭に準備された椅子に座って、順番を待っていました。

各部屋が内科、産婦人科、眼科、歯科に分けられ、医師には現地ドクターやスタッフの通訳が付いて、スムーズに行われました。薬局にも通訳が付き、薬の飲み方など間違わないように説明しました。

一生に一度も医者に会えないような患者さんや、10年前に医者に診てもらった時の処方箋を大切に保管していて、それを持って来た方、しっかり治療していれば失明を逃れたのに貧しさゆえにそれができず、片目が失明した子供を連れて来た父親、多くの患者さんが似たような境遇で来ていました。

貧しさゆえの現実ですが、その一方では世界中どこへ行っても子供たちの無邪気な明るい笑顔と輝く瞳は、その国の未来に希望を懐かせてくれました。

これらの医療奉仕を成功させるために、5年前より現地で活動している日本人宣教師の献身的な準備と協力があったことを、最後に付け加えます。

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